痛み原因はハッキリとはわからない
【質問】
47歳男性 自営業
慢性的な腰痛が理由で他の整体院に通っていますが、最近は首の一番上あたりが段々と痛んできています。
この痛み原因はハッキリとはわからないので原因が何かや自分で治せる方法などありますか?
【回答】
ご質問ありがとうございます。
腰痛、首の痛みからと言う情報だけでお答えします。
これから書く文章を自分の横向きの写真やネットで側面の全身写真を見ながらイメージしてみて頂けるとわかりやすいと思います。
なぜ写真なのかと言うと【自分の感覚の体の姿勢】と【周りから見える姿勢】の差がわからないからです。
体を丸めて上半身の重みが支えている腰に重さを感じている可能性があります。
もしくは前に丸まっていると感じ骨盤の上の部分の背骨だけを反って痛みを感じている可能性もあります。
(お腹が出ていると言うことは背中を反らして突き出していると言う事)
体を丸めると視線が下になります、体を起こさずに頭だけを前に向けると正常に立っている人の上を向いた状態になります。
ずっと上を向き続けると首の筋肉を使い続けることになります。
そうなると首の根元が疲れることは誰にでもわかると思います。
自分の体がどれぐらいの状況なのかを確認しましょう。
仰向けに寝てお腹の位置を変えずに両手を挙げて万歳してみましょう。
もしも途中で止まってしまったりした場合、当たり前に出来るはずの万歳もできないほど体の全面が硬いと言う事です。
では何をしたら良いのか。
一番簡単なのが脇の下から骨盤骨までの側面を伸ばしましょう。
筋膜リリースなどができれば良いのですが、自分でやるのは難しいです。
万歳を出来る体を作ることで腰の筋肉が自由に動けるスペースを作りましょう。
人の体は前側の筋肉と後ろ側の筋肉のバランスでまっすぐ立てます。
一本の直立する棒に前後からゴムで引っ張られてバランスを保っている状態です。
前側のゴムが強くなったら当然前に傾きます。
人も同じで背中が丸める姿勢を取ると前側の筋肉で支えることで筋肉が硬くなり前側に引っ張られます。
前側のゴムが硬く背中側より強くなると前傾を戻せません。
なので側面も含め全面の筋肉の硬さを元に戻すと体はまっすぐ立てるようになります。
長くなりましたが基本的な概念と簡単な対処法でした。
失礼します。