何度も酷いぎっくり腰。酷い場合は1か月以上も殆ど動けない状態

何度も酷いぎっくり腰になってしまった事があり
酷い場合は1か月以上も殆ど動けない状態

 

50歳男性 会社員の方からの質問です。
【質問】
私は今までに何度も酷いぎっくり腰になってしまった事があり、
酷い場合は1か月以上も殆ど動けない状態になった事もあって
その時は身体的にも精神的にもとても辛い思いをしました。
そのせいでまたいつぎっくり腰になるかもしれないと恐怖感があります。
そして慢性的な腰痛にも悩まされています。
もう二度とぎっくり腰にならないために何か出来ることはあるのでしょうか?
また慢性的な腰痛は整体に通うことによって改善されるのでしょうか?

【回答】

ギックリ腰の仕組みについて理解しましょう。

●頭の中でイメージしてください。

新品の輪ゴムを切って一本のゴムにします。
それを10本束ねます。
このゴムの束が正常の背中の筋肉とします。
正常であればゴムの許容範囲であれば伸びます。
ゴムの一本を弾力の無い古いゴムに入れ替えます。

[Q]
この状態で許容範囲限界まで引っ張るとどうなるか?

[A]
古いゴムが切れます。
これがギックリ腰です。
腰や背中、どの筋肉でも同じです。
硬く動かない固まった筋肉が伸ばされると
一部分だけ耐えきれずダメージを受けてます。

中で起こってることは怪我と変わりがありません。
時間をかけて修復されるのを待てば治ります。
その期間に無理に動いたりすればまた傷口が広がり
治るまでに更に時間がかかってしまいます。

慢性的な腰痛は何が原因で起きているのかを知り
どうすればそうならないかを考えて
施術する方法、順番を決めて進めていきます。
慢性的な痛みがあるほどの姿勢であれば
筋肉にも無理な荷重がかかります。

長時間、鉄アレイを持っていれば腕がパンパンです。
腰も上半身と言う重さを常に支えています。
体の重さが重心の上にあれば重くは感じません。
頭の上に米袋を乗せるには、バランスよく頭の上に乗せます。
それと同じように上半身のバランスが悪く下半身に乗ると
どこかの筋肉が頑張らなければいけません。

その負担を来ないように原因を見極めて施術を進められれば
辛い状態を解決できると思います。

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